こんにちは。
大工一筋、半世紀。
古澤建築です。

今日は、信濃町で外壁を選ぶ時に気を付けるポイントについてお話します。

まず、ズバリ信濃町では窯業系のサイディングは使わないでください。

窯業系のサイディングとは、セメント板に塗装をされたもののことを言います。特徴は、火に強いという事、重量は重い、塗装の保証が３０年の物があるなどです。

なぜ、これを使わない方がいいというと、凍害による表面の割れなどが発生しやすいからです。セメント板はわずかに水分を含む性質があります。含んだ水分が信濃町の厳しい寒さで凍り、膨張して表面が割れてしまうのです。特にカットした部分、窓の周りなどがその影響を受けやすいです。

ですから、弊社では外壁に窯業系のサイディングを使うことはしないようにしています。

では、どのような外壁を使えばいいのかというと、金属のサイディング、天然木の板張りです。金属のサイディングは凍害の心配がないので、信濃町でも安心して使うことが出来ます。また、非常に軽いので構造的にも有利になります。信濃町は積雪による荷重が設計上大きくなるので、外壁に軽い材料を使った方が構造的にもいいのです。

天然木の板張りもとても味わいがあり好きな外壁です。時がたつにつれて、色素が抜けていきますので灰色に近い色になっていきます。その変化も楽しむことが出来ますが、お好みもありますのでそこはしっかりと説明してから使用するようにしています。

このように、外壁にも様々な種類がありますのでお気軽にご相談ください。お待ちしております。